Canonがテレコン内蔵の超望遠レンズの特許を出願

一眼カメラ
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CANONRUMORSが特許審査中のレンズについて掲載しています。

Canon RF Supertelephoto Lenses with built-in Extenders Appear in Latest Patent

Canonの新特許: 内蔵テレコン付き超望遠単焦点レンズ

Canonが出願した特許(2025-028297)では、内蔵テレコンバーターを備えた超望遠単焦点レンズが紹介されています。従来のテレコンバーターはレンズとカメラの間に装着するものですが、この特許の設計ではレンズ内部に光学素子を組み込む形になっています。この方式により、テレコン使用時・非使用時ともに光学性能が最適化されると考えられます。

特許の概要と注目点

Canonは2013年に世界初の内蔵1.4xエクステンダー付きEF 200-400mmを発表しており、内蔵テレコン技術には実績があります。本特許では、新たにRFマウント用の300mm, 400mm, 600mmレンズの設計が示されており、将来的な製品化の可能性を感じさせます。

RFマウントの超望遠単焦点レンズは、2021年に400mmと600mmが登場し、翌年には800mmと1200mmが加わりました。しかし、300mm F2.8LはまだRFマウントで発表されていません。過去の事例を考えると、Canonは同時に複数の超望遠レンズを発表することが多いため、本特許の内容は非常に興味深いものです。

特許に記載されたレンズ仕様

Canon 400mm F2.8L IS USM Extender 1.4x

  • 内蔵1.4xエクステンダーにより400mmと550mmを切り替え可能
  • バックフォーカスが51.81mmと長く、外付けエクステンダーの併用も可能

Canon 600mm F4L IS USM Extender 1.4x

  • 600mmと800mmを1本でカバー
  • バックフォーカスが81.91mmと長く、さらなるエクステンダー活用も視野に

Canon 300mm F2.8L IS USM Extender 1.4x

  • 300mmと420mmを1本でカバー
  • バックフォーカス49.68mmで外付けエクステンダーにも対応可能

実際に製品化されるかは不明

この特許はCanonの技術研究の一環であり、必ずしも製品化されるとは限りません。しかし、RFマウントの超望遠単焦点レンズに内蔵エクステンダーが搭載される可能性があるのは非常にワクワクするニュースです。今後の正式発表に期待しましょう!

製品化するかどうかは不明ですが、1.4テレコン内蔵の超望遠レンズは期待が高まります。ただ2021年に400mmと600mmが発売されているので、仮に発売されるにしてもまだまだ先の話に思えます。

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