Canon PowerShot V1が発表され、2月26日(水)午前10時から予約受付が開始されます。Vlogを主としたクリエイター向けのコンデジということで、Sony ZV-1 IIが対抗馬としてあがるでしょう。
それぞれの特徴を比較していき、どちらのカメラが最適な選択肢か解説します。
スペック表
製品名 | PowerShot V1 | ZV-1 II |
---|---|---|
発売日 | 2025.4下旬 | 2023.6.23 |
定価 | 148,500 | 125,400 |
実売価格 | 110,280 | |
センサーサイズ | 1.4型 | 1.0型 |
画素数(万) | 2230 | 2010 |
焦点距離(35㎜換算) | 16-50 | 18-50 |
光学ズーム | 3.1倍 | 2.5倍 |
絞り(F値) | 2.8-4.5 | 1.8-4.0 |
被写体検出 | 自動/人物/動物、瞳 | × |
シャッタースピード(秒) | 1/2000~30秒(メカ) 1/16000~30秒(電子) | 1/32000~1/4(電子) |
連続撮影(コマ/秒) | 15(メカ) 30(電子) | 24(電子) |
常用ISO感度 | 100~32,000 | 125-12800 |
光学式手振れ補正 | 中央5段 | × |
電子手振れ補正 | 〇 | 〇 |
NDフィルター | 3段 | 3段 |
動画記録 | 4k60p(クロップ) | 4k30p |
log | Canon Log3 | × |
冷却ファン | 内臓 | × |
大きさ(㎜) | 118.3×68.0×52.5 | 105.5×60×46.7 |
総重量(g) | 426 | 292 |
各カメラの特徴とメリット
Canon PowerShot V1
〇センサーサイズ1.4型はマイクロフォーサーズよりも大きいため高画質・高感度
〇自撮りしやすい広角16㎜(動画は17㎜)スタート
〇光学式×電子式手振れ補正で歩き撮りに強い
〇クロップ有だが4k60pで撮影でき、log撮影も可能でワンランク上の動画表現が可能
〇冷却ファン内臓で長時間撮影が可能
〇メカシャッター搭載で写真撮影時歪みが少ない
〇人や動物の被写体検出が可能
〇スイッチやダイヤルがあり写真⇔動画の切り替えなどがスムーズ
×F値が2.8からと少し暗い
×ファン内臓のためかコンデジにしては大きく重い
×価格が15万弱とAPS-Cのカメラより高価
Sony ZV-1 II
〇 インテリジェント3カプセルマイクでクリアな音声収録
〇 F1.8スタートと明るいレンズ
〇価格が10万前後と比較的手に出しやすい価格帯
〇小型軽量のため持ち運びがしやすくお手軽
×センサーサイズがV1よりも小さいため、画質や感度耐性は劣る
×手ブレ補正は電子式なので歩き撮りにはやや弱く、アクティブモードは画角が狭くなる
×メカシャッターレスなため写真撮影時歪みやすく、シャッター速度が1/4まで
×写真撮影時の手振れ補正がないため暗所などはブレやすい
×スイッチやダイヤルがないため操作に手間が掛かる
どちらのカメラを買うべき?
お金に余裕があり、多少大きく重くても問題なければPowerShot V1をおすすめします。比較をみれば分かるようにほとんどのスペックでZV-1 IIを凌駕しています。
ZV-1 IIは発売から2年経っているのもあり、性能が見劣りします。その分小型軽量で価格も安くなっているため、コスパ重視なら選択肢にもなってきます。2月14日~5月17日までならキャッシュバックキャンペーンで1万円キャッシュバックされますので、さらにお安く求めることができます。

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