Xiaomi 15 Ultraのカメラは14から大きな変化が見られない

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PetaPixelにXiaomi 15 Ultraのレビューが掲載されています。

Xiaomi 15 Ultra Review: An Expensive Treat for Photographers

Xiaomi 15 Ultra は、モバイルフォトグラファー向けに設計されたハイエンドスマートフォンですが、競争の激化やいくつかの欠点により、最強の座を確立するのが難しくなっています。

デザインとビルド

前モデル(14 Ultra)とほぼ同じデザインを採用し、6.7インチのAMOLEDディスプレイや大型のカメラモジュールを搭載。Leica とのコラボによるレトロカメラ風のデザインも健在です。しかし、Qi2 や MagSafe への対応が難しく、防塵・防水性能は IP68 にとどまっています。また、可変絞り(f/1.63-f/4)が廃止され、撮影時の柔軟性が低下しました。

カメラ性能

カメラ構成は 14 Ultra から大きく変わらず、以下のようなスペックです:

  • メインカメラ(50MP, Sony LYT-900, 1インチ)
  • 3倍光学ズーム(50MP, Sony IMX858)
  • 超広角(50MP, Samsung JN5, 115° FOV)
  • 望遠ペリスコープ(200MP, Samsung HP9, 4.3x 光学ズーム

特に望遠カメラが強化され、最大 30 倍ズームでも高画質を維持。しかし、ダイナミックレンジの問題で明るい光源が白飛びしやすい点が課題です。

ソフトウェアと AI 機能

Leica の撮影プロファイル(Authentic / Vibrant)やフィルターが継続。操作性は向上しましたが、AI 編集機能(反射除去、オブジェクト削除など)は他社(Google, OnePlus)に劣る点が目立ちます。

動画撮影

4K 60fps 10-bit LOG / Dolby Vision 対応で、8K 30fps も可能。ただし LOG 撮影時はレンズ切り替え不可。

総評

Xiaomi 15 Ultra は 強力なカメラ性能 を持ちながらも、前モデルからの進化は小さく、望遠カメラの強化以外はマイナーアップデート。HDR 処理や超広角カメラのダウングレードなどの課題があり、競争が激化する中での優位性を確保するのは難しくなっています。

大きな変更点は望遠レンズがペリスコープになったことで、望遠域でも高画質になっています。しかし、可変絞りの削除などマイナス点もあるので一長一短です。
総じて14 Ultraのマイナーアップデートと評されていますが、それでもスマホのカメラとしてはトップクラス。あとは価格ですがグローバル版が1,499ユーロ、日本円で約23万円と非常に高価になっています。公式での日本価格はまだ発表されていないので、そのところに期待です。

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