PetaPixelがXiaomi 15シリーズについて記載しています。
Xiaomi’s Leica-Engineered 15 Ultra Smartphone Focuses on Photography
Xiaomiはバルセロナで開催されるMobile World Congressの前夜に、フラッグシップ「Xiaomi 15」と「Xiaomi 15 Ultra」を発表。今回のシリーズは、ライカとの共同開発により、プロフェッショナル仕様の写真・動画撮影性能を追求しています。
発表の背景とコンセプト
- プロフェッショナル撮影
Xiaomiは、究極のモバイル撮影体験を提供するために、前モデルから大きな飛躍はないものの、洗練されたカメラシステムと使い勝手を重視した設計を採用。 - ライカとの連携
カメラの光学設計において、ライカの伝統が息づくSummiluxレンズを採用し、低照度環境でも前モデルの2倍の光量を確保するなど、細部にわたる改良が施されています。
Xiaomi 15 Ultraのカメラ性能
- メインセンサー
50MPのType 1 LYT-900センサーとSummiluxレンズ(f/1.63、14EVのダイナミックレンジ)を搭載。23mm、28mm、35mm相当の撮影が可能で、幅広いシーンに対応。 - 望遠とペリスコープ
- 50MPのメイン望遠は70mm相当で3倍光学ズーム。
- 200MPのペリスコープ望遠(100mm相当、4.3倍光学ズーム)は、従来より136%の光量向上を実現。ハイブリッドズームで200mm、400mmと幅広い焦点距離に拡張可能。
- 超広角カメラ
50MP(14mm相当、115°の視野角)で、より迫力ある風景撮影をサポート。
動画撮影とその他の機能
- 動画性能
全カメラでDolby Vision対応、4K 120fpsの撮影、10bit Log記録により、シネマティックな映像制作も可能。光学・電子式手ブレ補正(OIS/EIS)で、安定した映像記録を実現。 - 特殊コーティング
24層の超低反射ガラスにより、過去の反射問題を改善し、厳しい照明条件下でも高い画質を維持。
デザイン・ディスプレイ・耐久性
- デザイン
ブラック、ホワイト、シルバークロームの3色展開。特にシルバーはレトロなポインタンドショットの印象を与え、堅牢性を高めるためにXiaomi Shield Glass 2.0とGorilla Glass 7iを採用。 - ディスプレイ
6.7インチAMOLEDパネルは最大3200ニットの明るさを実現し、屋外でもクリアな視認性を確保。さらに、超音波式指紋認証で操作性も向上。 - バッテリー
5410mAh(通常モデルより僅かに増強)で、ワイヤレス充電は最大80Wと急速充電に対応。
ハードウェアとソフトウェア
- パフォーマンス
Snapdragon 8 Elite搭載、12GBまたは16GBのRAM、256GB〜1TBのストレージ構成により、処理性能は申し分なし。 - ソフトウェア
HyperOS 2をベースに、HyperAIによるクラウド編集機能やGoogle Geminiとの連携、Cross-device Cameraなど、撮影以外の面でも先進的な機能を搭載。
Xiaomi 15との違いと価格
- Xiaomi 15
よりコンパクトな6.3インチディスプレイを採用し、ペリスコープ望遠や一部機能を省略。片手操作しやすいサイズと、カラーバリエーション(黒、白、緑、リキッドシルバー)を特徴としています。 - 価格
Xiaomi 15は約999ユーロ、15 Ultraは約1499ユーロで提供。どちらも購入後12ヶ月以内に1回の無料修理・画面交換が付帯されるサービスが魅力。
目玉となる大きな変化はないようですが、低照度性能が向上したり、4k120p10bitがすべてのレンズで使用できるなど、クリエイター向けの機能が強化されています。
ただ、スマホには珍しかったF値を変更する可変絞りがなくなっているようです。価格はUltraユーロ円換算すると約235,000円でハイエンドスマートフォンの中でもさらに上の価格になりそうです。
xiaomi(シャオミ)
¥199,900 (2025/03/03 08:15時点 | Amazon調べ)

コメント